東京に帰ってきてから、『ブログを書かなきゃ』という意識がどこかにあった。
だけど、『書かなきゃいけない』と思って書くのは違うような気がしていて…、
『ブログを書きたい』『こんなことを書きたい』みたいに、とにかく『書きたい』が自分の中から湧き上がってくるのを待ってた。
…結果、『書きたい』が湧いてくる瞬間があっても、わたし自身に「書く準備(物理的に)」ができていないことが多かった。
『書きたい』と思ったその瞬間に書かなければ、その『書きたい』は薄れていき…、準備ができた時には、もうそこに『書きたい』はなかった。
結局、『自分の中から『書きたい』が湧き上がってくるのを待とう』と思ったまま、時間だけが過ぎていた。
そんな感じで、今日は久しぶりにブログを書いてる。
※※
この2か月、『書きたい』と思う瞬間は、たくさんあった。
今までのわたしなら、ブログを書く時には、心のどこかに『書かなきゃいけない』という思いがあった。
人に見られていることも意識してたり、人の反応が恐くて自分の世界に引きこもって書いてみたり…。なんというか、『自分らしく自由に書きたい』と思いながら、ぜんぜん、自分らしく自由に…なんて書けていなかったんだなって。
心のどこかで、『役に立たなきゃ』とか『誤解されないように』『意味が分かるように』『ここから何を伝えたいんだろう?』みたいなものがあって…、なんだか心がギュッてなってた。
…なんだけどさ、久しぶりに書いてみたら、心がほわって。広々と広がってる感じがする。
この1~2か月、なぜか『物語を書きたい』と思う瞬間があってね、『私が書きたいのは、誰かの役に立つ文章じゃないんだな~』って。
ただ、自分の中にあるものを表現したくて。
物語を書くように、形に縛られず、自由に書きたいな~って。
自分が体験してきたことを、自分が感じていることを、ただ自由に書いてみたいな~って。
『誰かの役に立たなきゃ』とか『読みたいと思ってもらえるものを書かなきゃ』なんて思う必要はなくてね。
ただ、自分の書きたいものを自由に書いて表現して…。
結果的に、誰かが読んでくれたり、何かに気づくきっかけが生まれたら、嬉しいなって。
「そこから、こんなことができたら…」「こんな結果に繋がったら…」って形に縛られると、わたしは自由に表現できなくなっちゃうみたいだから、結果は後で見えてくるものだし。物足りなければ、後で考えればいいのかなって。
とにかく今は、自分らしく自由に表現してみたいなって。
そんな気持ち。